『アラン(Man of Aran)』(1934年イギリス)

2018.08.20 Monday 23:19
0

     ドキュメンタリー映画の父、ロバート・J・フラハティの『アラン』は、厳しい自然の中で懸命に生きる家族を描いた印象深い作品です。アラン諸島を旅する時は、この映像が目に浮かびます。

     1934年というと私が生まれる20年前に公開された作品です。無声映画のように造られていますが、一部セリフも出てきます。不安定な天候や荒海に阻まれて、撮影には1年半もかかったといいます。キャストは全員島の住民で、中から選ばれた家族が主役に抜擢されました。岩を砕いて畑を造るシーンや荒海でウバザメとたたかうシーンなど、密着して取材したからこそ撮りえた作品です。

     今も荒涼とした風景が残るイニシュモア島の昔を知るには絶好の作品です。

    JUGEMテーマ:映画の感想

    category:100本の映画 | by:j-k-nolen-cincomments(0) | -
    Comment